Raspberry Pi Pico を使ってみた [1] – Micro Python で L チカ

今年 2021年に発売された Raspberry Pi シリーズの新機種、Raspberry Pi Pico を入手して動かしてみました.
Raspberry Pi Pico は、Raspberry Pi 財団が独自に開発した ARM Cortex M0+ デュアルコアの RP2040 マイコンを搭載した開発基板です.従来の Raspberry Pi とは異なり Linux OS は搭載できず、C/C++およびMicroPythonで開発が可能です.まずは MicroPython での開発環境を構築してみました.

準備

入手した Raspberry Pi Pico は基板単体のみで、USB ケーブル等は付属していませんでしたので、USBケーブル (基板側は USB micro)を用意します.
また、ソフトウェア(MicroPython)の開発環境として Thonny Python IDE を公式サイトからダウンロードしてインストールしておきます.

使用方法

1, まずは、基板上の BOOTSEL ボタンを押しながら、Rasberry Pi Pico と PC を USB ケーブルで接続します.
BOOTSEL
2, PC 上から Rasberry Pi Pico はリムーバブルメディアとして見えるので、その中にある index.htm にアクセスします.
Setup
Rasberry Pi Pico 公式サイトにつながるので、下記のタブのところから Getting started MicroPython にアクセスします. Download UF2 file と書かれているリンクから、Rasberry Pi Pico のファームウェアをダウンロードします.
3, ダウンロードした .uf2 形式のファイルを、リムーバブルメディアとして見えている Rasberry Pi Pico 上にコピーします.この時点で Raspberry Pi Pico のフォルダが閉じられ、USB デバイスが外されたという表示になりますが、これで正常動作になります. 4, Thonny IDE を起動します. 画面右下の環境設定が MicroPython (Raspberry Pi Pico)となっていることを確認します.
Shell タブ内に以下のプログラムを記述します.すると、Raspberry Pi Pico 基板上の LED が点灯します.
from machine import Pin
led = Pin(25, Pin.OUT)
led.value(1)

以下のように、led.value の引数に 0 を記述すると LED が消灯します.
led.value(0)

参考

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2102/16/news026_2.html
https://thonny.org/

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